三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

4/12桜花賞

先週の大阪杯はラッキーライラックが勝ち切ったのに、妙味狙いで絞った結果死亡。
サトノソルタスはともかく、ワグネリアンはあんなもんかね。
まぁハズレたにしても、ラッキーライラックが来たのは嬉しかった。

こっちにあげてない東京スプリントジャスティンが勝って2着サブノジュニアで馬単
3着キャンドルグラスも来てたなら、3連複買えたなぁ。

ということで桜花賞
去年よりは明らかに難しいし、なんなら天気も土曜と違って雨。
昼過ぎからしっかり降り出してきそうで、そうなるとパンパンは当たり前として、良馬場も怪しいかもしれない。
その点を踏まえて予想してみたい。


阪神11R
桜花賞


◎サンクテュエール
○リアアメリ
▲ミヤマザクラ
△レシステンシア、クラヴァシュドール、デアリングタクト、ウーマンズハート


サンクテュエールの器用さにかけてみて本命。

この器用さというのは、小回りが云々とかではない(そもそも阪神外回りだし)。
上がりがかかろうが、速かろうが、相応の競馬ができるということ。
対応力がいいという方が合っているか。

新馬戦、アルテミスステークスともに33.6と、速い上がりを使えることもできれば、前走のシンザン記念のように、重たい馬場で上がりが自身で最速でも35秒台となるようなレースでも勝てることができた。

確かに、時計や相手関係を考えれば、シンザン記念の内容は大したことないと思う。
しかし、相手関係はともかく、タイムに関しては先程言ったとおり、馬場状態にもよるので、あまり気にしなくてもいいと思う。
それより、シンザン記念の勝ち馬の桜花賞成績を考えれば、今回も狙ってもいいと思う。

最終追いきりはそうでもないが、そもそも天栄に出して、間隔を空けてぶっつけは、一昨年のアーモンドアイと同じパターン。
調教師は異なれど、ノーザンファーム的には天栄で仕上げて、狙って使ってきたと思う。
じゃなきゃルメール騎手が継続しないと思う。
ということで本命。


対抗はリアアメリア。

能力は新馬戦で証明したし、アルテミスステークスもスローペースで差し切ったように、しっかり脚を使えるのだが、折り合いが良くない馬なので、後方になりがち。
それもあって、阪神JFは後方のまま、見せ場なく敗れたが、その阪神JFだって、上がりは3位だった。

今回はその阪神JF以来の実戦で、折り合いの進歩はどうかはわからない。
おそらく折り合い自体はあまり変わってないとは思う。
ただ、しがらきで調整されての今回、中内田厩舎の一発目というのは結構勝負だと思う。
なんなら、このあとどこに行くかはわからないが、オークスは折り合い悪くて後方から伸びを欠きそうな感じがするし(そもそも母方の血統がアンブライドルズソングだのゴーンウエストだので、ゴリゴリの米国血統だし、スタミナ<スピードで、距離持たない)、NHKマイルに関しては、去年のグランアレグリアみたいになりそうな気配がある。
ならば、今回かなと。

あとは、馬格のある馬が桜花賞で活躍する傾向であるので、前走482キロだった大きめのこの馬に傾向は合う。

問題は、雨。母方がスピードタイプであることもあるし、今までの結果をみたら、いい馬場で時計の速いレースの方がいいだろう。

あまり雨が降らないことを願いつつ、対抗。


ヤマザクラは本来押さえにしようと思っていた馬。

この馬はディープ産駒ながら、あまり速い上がりは使えないタイプ。
そもそも、この馬の兄のポポカテペトルマウントロブソンなども、上がりがそこまで速いタイプではなく、ミスパスカリの仔はディープだろうがなんだろうが、そんなに速い上がりが使えないのだろう。

そうなると、基本的に上がりが使えないと厳しい桜花賞にとって、今までの上がりで一番速くて前走クイーンステークスの34.6のこの馬の出る幕は少なくなってしまうのだが、雨予報となれば、むしろチャンスは出てくると思う。

というのも、上がりが使えないときの桜花賞は、レーヌミノルだったり、レッツゴードンキだったりと、前に行ける脚があってそれなりの上がりでまとめてというタイプが勝つ歴史があった。
どこまでの雨かはまだわからないものの、可能性的にはそういう桜花賞
ならば、さすがにどん詰まりはなさそうだし、あり得るのかなと。

というか、ミヤマザクラに関しては、かわいいから好きというのもある。


で、ミヤマザクラが活躍する馬場になるならば、必然的にレシステンシアにも向いてくるわけで。

2歳女王だし、強さは認めるが、枠が良くないし、正直、この乗り替わりは解せないものもある。
ユタカ騎手はもちろん素晴らしい騎手で、新馬戦のときにレシステンシアにまたがっているのはそうなんだけど、この馬は北村友一騎手が合ってそうな感も。

しかしながら、調教は走っているし、チューリップ賞を勝たなかったことは、むしろいい。
それだけに、トライアルの乗り方を試みた北村友一騎手に乗ってほしかったなぁ。
能力上位なので、チャンスはとりあえずここまでとみる。


クラヴァシュドール、前走も悪くないし、むしろ前走からミルコ騎手に乗り替わり、そのまま桜花賞も継続というのは好感が持てる。
キレる脚はないが、なにげに33秒前半の上がりを使えるタイプで、ただ、ハーツクライ産駒、母父ジャイアンツコーズウェイと、血統的には重い馬場でもいけるタイプ。
雨が降ってもやれそうなだけに、堅実派のこの馬がいい仕事をする場面はありそうで。


デアリングタクトはエピファネイア産駒というのもあって、前走の勝ちタイムこそ素晴らしかった(エルフィンステークスのレースレコード、ウオッカの勝ったときよりも速いということ)けど、自身の上がりは34秒台。

何が言いたいかというと、速いタイムには対応できるけど、速い上がりは出せないということ。
祖母のデアリングハートもそんなに速い上がりは出せるタイプではなかったっけな。
ちなみにデアリングハート桜花賞を先行し、10番人気で3着がある。

母方の血統がキンカメ×サンデーなので、The日本と言えるような配合。それにエピファネイアエピファネイア自身もシンボリクリスエスシーザリオという良血。
となると、意外と雨馬場良くなかったりして。
底力が問われるレースは意外と向いていないかも…という邪視。
良馬場のままならいいとは思うが。


穴でウーマンズハート。

阪神JF4着、チューリップ賞の6着で人気を落としているが、ハーツクライ×シャマーダルなら重い馬場も向きそうで、阪神JFチューリップ賞のときと違って、今回は一叩きしてレースに臨めるのもいい。
鋭い上がりも使えるタイプで、そんなに雨が降らなければ、2歳時に新潟で32秒台を使って新馬戦、新潟2歳ステークスと勝ったように、一気に差すこともできる。
枠もいいし、人気薄の藤岡康太騎手というのも不気味。

マルターズディオサは4戦3勝2着一回、その2着は阪神JFで、いい馬であることは間違いないが、チューリップ賞を勝ってしまって、今回は栗東滞在調整のようだが、チューリップ賞を勝ってお釣りが残っているのかなと思う。
それなりに人気がすると思うが、今回はむしろ消しかなと。

マルターズディオサ買うくらいなら、レジネッタが勝った、波乱の桜花賞の一役を担ったソーマジックを母に持つマジックキャッスルの方が気になる。
鞍上強化だと思うし、そもそも、元々戸崎騎手が乗っていた馬は優秀な馬が多いので、人気もほどほどならばむしろ美味しいのかなと。

印が多くなっている、つまり、決められないということ。
こんなに長々能書き垂れまくったけど、当たる気はしない。


もうほかのレース予想するのやめた。
文章長すぎて疲れた。