三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

12/30東京シンデレラマイル、他大井競馬、と東京大賞典の日のパドック

いやぁオメガパフュームがとうとうG1勝ちですか。
スウェプトオーヴァーボード産駒の3歳馬が東京大賞典を制しちゃうんですからね。
これは快挙といってもいいでしょう。
しかし、スウェプトオーヴァーボードは亡くなってしまいましたが、亡き後の産駒が異端児ばかりですね。

人気上位3頭で決まったので、配当も堅いものとはなりましたが、東京大賞典で見せ場を作ったのは、なんと言ってもスーパーステションと阿部龍Jではないでしょうか。
中央馬相手に果敢に逃げ、アポロケンタッキーがまさかの先行策をとっても、ハナを取り続けました。
あのアポロケンタッキーの奇策がなければ、3着あたりあったかもしれないですね。

馬券の方は、東京大賞典は手堅く、そのあとのセンプレフォールでガッツポーズしたってとこでした。30日も頑張りたいですね。


さて、この日のメインは東京シンデレラマイルです。
去年はニシノラピートが人気薄で逃げ切りましたね、鞍上は当時61歳の文男でした。
たしかに波乱はありそうで…



大井10R
東京シンデレラマイル

◎クロスウィンド
○コパノビジン
▲ニシノラピート
△ラーゴブルー、シェアハッピー、アッキー、エターナルモール


まず、牝馬限定重賞であるので、その時点で波乱含みになりそうなのは想定しておかなければならないと思います。大井内回り1600というのも鍵になりそうで、去年がニシノラピートの逃げ残りというのもありましたが、先行有利の舞台になるでしょう。
ただ、メンバーを見ると先行激化する可能性もあって、なかなか展開も読みにくいです。
1200でも先行したエターナルモールあたりが行くのでしょうか、赤岡Jも先行型の騎手ですし。

あとは、29日の馬場はとにかくロベルト系の血が入っている馬が走っていたので、その点も重要視したいと思います。


そんな中でクロスウィンドはロベルトが入っていないので、本末転倒ではありますが、クロスウィンドは前走ロジータ記念で、クレイジーアクセル以下を力で捻じ伏せました。そもそも、道営時代には、2歳時にはマイル重賞を勝ち、冬の間は南関で走り、ユングフラウ賞は惨敗でしたが、どうも浦和適性はなさそうな感じでした。
門別に戻ってからは、北海優駿2着、そして王冠賞優勝と、牡馬混合のクラシック戦線で活躍してきました。
距離は1600ならまずまずでしょう。ペースについていければ、前走のように千切ることも可能かと思います。

コパノビジンは中央1000万から転厩し、3戦2勝、その2勝とも大井での勝ち星です。大井適性はまず問題ないでしょう。距離もちょうど良さそうで、この馬は母父がリアルシャダイで、ロベルト系です。
父もゴールドアリュールですし、血統面でも良さそうですね。

ラーゴブルーはもちろんいい馬です。鞍上は尊師なので、文句はありません。前走も他馬より2キロ重い58キロを背負い、2着に3馬身差をつけて勝ち上がってましたし、後塵を浴びせた馬には、ニシノラピートも含まれています。
気になるのは、ロベルトが入っていないことで、今の馬場に合うのかなという不安があります。クロスウィンドの場合は父ヴァーミリアンなので、タフなダートでもいいかと思いましたが、ラーゴブルーはハーツクライ×キンカメなので、タフさという面では少し足りないと感じたので、3番手にしました。
まぁ結局、前走58キロでちぎってますから、あまり関係ないかもしれませんが。

去年の勝ち馬ニシノラピートは4番手評価にしました。舞台設定は問題ないですし、牡馬相手でもマイルならという馬になりましたが、今回は去年より先行激化しそうな印象です。それに、ラーゴブルーに前走完璧に負けたことを考えると…。
ただ、母父ダイナフォーマーはやはりロベルト系ですし、文男の喝に応えて今年も踏ん張る可能性はあります。
なんとなくリピーターレースな感じがしますし、あまり評価を下げなくてもいいのかなと思います。

シェアハッピーは成績が安定しないですが、3走前ほど走れたら面白いでしょう。

アッキーは中央1000万から今回南関東転厩緒戦です。あまり上がりの脚がなかったために、なかなか活躍とまではいきませんでしたが、ある程度の位置づけから粘り込みとなれば、この馬のスタミナが物を言うでしょう。
鞍上も初戦から今野忠成Jなら、ある程度の期待は持っていいと思います。

先行争いの面で何回か名前を出しましたが、エターナルモールが大穴かなと思います。距離は1600までならいいのではないかと思いますし、浦和巧者がすぎるかもしれませんが、父エスポワールシチーならば、浦和だけじゃなくても、と思います。




他の大井
1R
◎ビッグショウ

名前が好き。娯楽界最大のアスリート、知らない方はググってね。

2R
◎エアースピーダー

道営からの転厩緒戦、コスモス賞からのダート替わり、距離短縮、緒戦から矢野ちゃんならば、期待の現れとみます。

ナンセイエメラルドの距離短縮も面白そうですけどね、迷った結果、矢野ちゃん。

3R
◎ルリエフ

コース替わりと距離延長はいい方に向かないですかねぇ。
ストロングリターン産駒というのもいいなと思います。

4R
◎モアナスター

内枠替わりで鞍上も替わって尊師、わくわくしますね。

5R
ブリリアントタイム

安定してマイルの距離を走っていますし、いつもジリジリ伸びてきます。なんとか3着以内取りたいですね。

6R
◎ワインフレイバー

GOD赤岡が大井で2戦続けて乗ってくれるのはラッキーですね。陣営も合わせてきたのでしょう。その心意気に期待したいです。

7R
◎サマーソルスティス

近走は水分を含んだ馬場で勝ち星をあげていますが、良馬場での勝ち星もありますし、特段気にすることもないのではと思っています。その良馬場での勝ち星2戦に乗っていたのが、今回の鞍上藤井J。
藤井J、来年はどんな活躍を我々に見せてくれるのでしょう。

8R
◎ミスターソウルマン

門別からの転厩緒戦ですが、3走前、今年の春先は大井で走っており、主に短距離を使われていました。スマートボーイ産駒なので、距離短縮はいい方に向くと思います。

9R
◎ミラクルウイング

この2走が大きい着順での敗退になっていますが、今回は3走前のように、良馬場でのマイル戦です。
ガラリ一変があってもいいと思います。

11R
◎アポロモンスター

尊師。以上。

サンニコーラ、いつの間にか鞍上が尊師じゃなくなってる。あれだけレースを覚えさせてきたのに…。
いや、正重Jがどうとかじゃないんですよ…。

12R
◎オーブスプリング

この馬が出ていたら大体本命にしてますが、B級にいるうちは本命にし続けようと思ってます。それだけ能力の高い馬だと思います。
でも、なかなかの粒ぞろいのメンバーで、波乱がありそうですね。


番外編

大井のパドックについて話題をあげたので、かんたんにこんなかんじだったと示したいので、写真を2枚ほど。

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1枚は段差のあるところ。まぁ、やはり段の一番上まで混んでいました。

もう1枚はバリアフリー化されたところ。こっちはやはり、後ろの方では馬の顔が見えるかな程度ですが、バリアフリー化された方のスペースは段のあるところに比べて、そこまで混んでいませんでした。

馬場への直結度や馬の見やすさ的にも、結局段差のある側が馬が見やすい、かつ、写真を撮る人にも撮りやすいのは変わりないので、基本的には段差の方に集まるのかと思います。

ということで、バリアフリー化されたから特別弊害があるようにも思えませんでした。