三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

2021有馬記念予想

大障害はオジュウチョウサンが勝ったと。

というか、タガノエスプレッソはだらしなかったなぁ、あのあたりが勝ててない馬の姿なのかもしれない。

オジュウチョウサンに関しては、昔でいうとこのカラジみたいになっていくのかな。

多分、来年も前哨戦はスピード負けして走らないけど、大障害はコース適性で勝っちゃうみたいな。

メイショウダッサイがしばらく復帰できない現状だし、オジュウチョウサンは早速現役続行決まったから、中山グランドジャンプオジュウチョウサン勝つかもね。

 

阪神カップはグレナディアガーズ。

距離短縮、かつ、流れる展開になったこと、また、阪神1400mが得意な馬だったということで、完全にこの馬に流れが向いたといえる。

1600mだと物足りないけど、1400mなら、特に阪神なら、このぐらいのパフォーマンスはまだまだ出せるのだろう。

もちろん、クリスチャン・デムーロ騎手もうまかったというのもあった。

 

しかしこのレースで、ベストアクターが予後不良になったんだよなぁ。

元々脚元が弱い馬で、何度も長期休養があり、騙馬になってもがんばっていたのだが…。

昨年の阪急杯は復活の勝利と思って喜んだけど…。

これもまた競馬といえば競馬だが、悲しいのは悲しい。

 

 

さて、有馬記念

土曜日の未明に雨が降ったことで、土曜日の日中はそれなりに温かかったけど、稍重から回復することはなかった、中山の芝。

もう有馬記念が行われるまではとりあえず雨が降ることはないとはいえども、パンパンに回復することは、この寒さからしてもまずない。

 

そんなとこも踏まえるが、考察時点であらかた決まっていた予想はほとんど変えずに狙ってみることにする。

 

ということで、

 

 

12/26

中山11R 有馬記念

 

 

◎エフフォーリア

○ステラヴェローチェ

▲ディープボンド

☆クロノジェネシス

△アサマノイタズラ、タイトルホルダー、アカイイト

 

 

本命はエフフォーリア。

 

距離がぎりぎりなのは確かにそうだと思うし、出来が完璧でもないのは、確かにそうだと思う。

それを踏まえるが、天皇賞・秋を勝利した後すぐ、有馬記念に狙いを定めたくらいだから、そんなの陣営からしたらそこまで気にしてない点だと思う。

ノーザンファーム系の馬であり、明らかに中距離オンリーならば、ましてやタフなれーうである有馬記念になんぞ出走させて来ないのが、今の使い方だと思う。

とはいえ、エピファネイア×ハーツクライだし、2500mならば大丈夫だろうと思う。

 

また、出来に関してだが、これをいったらおしまいかもしれないが、どの馬も有馬記念に出来を頂点に持ってくる馬は少なく、少なくとも、今回のメンバーではいない。

3歳馬ならば、菊花賞に出来のピークを持ってくるように調整していると思うし、古馬ならば、天皇賞・秋ジャパンカップ牝馬ならばエリザベス女王杯に出来のピークを持ってくることがほとんどだ。

 

この馬に関しては、天皇賞・秋に出来のピークを持ってきたのは、メンバー然り、条件しかりを踏まえれば当然だったことで、その時よりも見劣るのは仕方のないことだと思う。

とはいえ、がたっと悪くなったわけでもなく、調教もそれなりにまとめてきた。

この出来であれば、能力も考えれば十分勝ち負けになると思う。

そして、この馬が来年以降の競馬会を引っ張る馬にならなければならないし、こんなところで無様な負けなどしてられないとも思う。

 

様々な期待も込みで、本命。

 

対抗ステラヴェローチェ。

 

まず、明らかに菊花賞よりも状態は良いし、エフフォーリアの隣というのは、良い枠を引いたと思う。

当初は3、4番手かなと思ったが、雨のおかげで、この馬には走りやすい馬場になったと思えるのも、対抗評価まで上げた要因。

もちろん、今日の馬場傾向的に、そこまで追い込みズドンという馬場でもないし、比較的前目でレースをする方が良い馬場だと思うが、ミルコ・デムーロ騎手に乗り替わり、中団あたりで勝負所を迎えることができれば、直線は一気の浮上があるとみている。

 

ディープボンドは対抗まで考えたが、一応海外帰りということで、相対的に評価を下げた形。

 

とはいえ、凱旋門賞のダメージはすでにほぼ癒えたと思えるし、今の馬場からは、前目からしぶとく残る可能性もある。

なんなら、フランスに行ったことでさらにタフになった印象もあるし、枠も恵まれた。

今年のこの馬なら、上位食い込みは十分戦える。

 

クロノジェネシスは、適性だけならこの馬が間違いなくトップだろう。

 

ただ、やはり陣営のトーンは低めで、追い切りを見ても、どうしても今までのような強いイメージがわかない。

引退レースになるが、同じノーザンダンサー系馬のエフフォーリアと比べても、エフフォーリアは将来もあるし、G1を積み重ねることで、今後の種牡馬価値のアップにもつながるが、ここでクロノジェネシスが勝利したところで、グランプリ4連覇と3億円以外の付加価値はない。

 

金曜朝の陣営のコメントは「悪くはない」ってことになったけど、これは憶測だが、元々ノーザンファームの人間だった斉藤崇史調教師が、ノーザンファームの上の方から何か言われて、コメントを少し変えたものと考える。

いろいろあると思うからね。

 

そういうことも考えると、イメージ的にはブエナビスタの引退レースと被るし、もちろん、ブエナビスタより有馬適性は上であるが、出来を考えると、4着以下も十分あり得る。

ただ、敬意を表して、4番手。

ここまでが本線。

 

差しで一発あるならアサマノイタズラ。

これは中山適性もあるし、今日も乗れていたが、やはり中山競馬場田辺裕信騎手は心強い。

このようなトリッキーなコースに強い騎手で、それもあって、セントライト記念は、乗り替わり一発回答を見せることができたと思う。

 

たとえば、これが天皇賞・秋とかならば、足りない馬で終わると思う。

しかし、今回は有馬記念、人気薄の差し馬が毎年のように台頭するレースでもある。

昨年はサラキアが人気薄で2着まで来た。

この馬が今回その役割になっても、何ら不思議でないとみる。

 

タイトルホルダーは枠で下げた。

 

やはり、どう考えても先行馬が外枠に入ること自体不利なのに、それが大外枠というのは厳しい。

また、乗り替わりで横山和生騎手が跨るが、いくら調教で良いイメージを描いたとしても、やはりテン乗りで、それがレースになってというのは、すこし難しいと思う。

横山和生騎手も、弟の活躍もあるのだろうが、ここ数年で勝てる騎手になってきたとは思うのだが、ここは条件が厳しくなった。

とはいえ、やはり菊花賞を圧勝した馬だし、持っている体力は相当なもの。

大外枠でも押さえる。

 

アカイイトは、この馬もここに入ると物足りないかもしれないが、展開も考えれば、紛れて浮上もあるのかなと。

外枠だが、差しに構える馬ならばそこまで影響はない。

 

ペルシアンナイトあたりもわりと良さそうだし、中山2500m適性ではウインキートスあたりも良いのだが、エフフォーリアから入るわけだし、これでも手を広げすぎだと思うくらいなので、こんなところで。

 

1日遅れのサンタさん来ないかなぁ。