2021朝日杯フューチュリティステークス予想
先週の記憶、すでにないのだが。
ということで、朝日杯フューチュリティステークス。
隔年で荒れているらしく、今年は荒れない年なのだそう。
まぁ、それはどうかなと思っているのが今年のメンバー構成でもあるけど、どうでしょうかねぇ。
ということで、
12/19
◎セリフォス
○トウシンマカオ
▲ヴィアドロローサ
△オタルエバー、プルパレイ
印はつけたが、本命からのワイド流しで、印の差はないと思ってほしい。
本命セリフォス。
内からでも外からでもさせるし、先行も差しもできる、それでいて、レベルが高かった新潟2歳ステークスに加え、馬場が良かったところを選んだとはいえ、後方から一頭だけ大外一気のレースとなった前走デイリー杯2歳ステークスを勝利しているくらいだから、一番隙がないと思う。
特に、新潟2歳ステークスは、馬場が荒れた内を伸びての勝利だったし、かなり強い内容だった。
調教も十分で、鞍上も、土曜から阪神に騎乗していて、乗れているクリスチャン・デムーロ騎手。
ここは必勝態勢が整ったと思う。
ここからが問題なのだが、対抗(印の差はないのだが)トウシンマカオ。
まぁ、ヒモ荒れ狙いなのだが、1600mの新馬を勝利し、前走京王杯2歳ステークスは、勝ち馬キングエルメスに先に抜け出され、それをとらえられないというものだったが、休み明けをたたいた今回は上昇が見込めると思う。
人気はないが、重賞実績馬で、賞金の問題がなく、11/25から坂路で時計を出して、調整が進められた。
最終追い切りは、ラストは13.0とかかったのが何とも微妙だが、全体時計は自己ベストをたたき出しており、状態は良いとみる。
ヴィアドロローサは、前走京王杯2歳ステークスは出遅れて、行き脚もつかず後方からという内容。
その時点でレースとしては終わった印象だが、残り200mからの脚は鋭く、上がり33.5にまとめた。
8着ということで、着順こそ悪いが、前が残っていたレースで一頭だけ後方から脚を使っての追い込みは、見ごたえがあるものだった。
洋芝の1200mで2勝した馬だが、父ロードカナロアに対して、母も短距離馬だったものの、未勝利戦勝利は1600mだったし、母父ディープインパクトであれば、マイルまでならこなせてもと思う。
調教も、1週前が併せ馬でびっしりやられたということで、最終追い切りはウッド単走追いだったが、素軽い走りを見せており、ラストの伸びも上々。
大きな出遅れがなければ、この舞台でも差し込んでこられるはず。
オタルエバーは、少し引っかかる癖があり、現状は1400m向きかもしれない。
ただ、よほどの短距離馬でなければ、このレースは1400m向きでもこなせるようなレースだし、逃げしか経験してないとはいえ、大崩れしていないのも魅力。
調教は最終追い切りで、時計のかかるコンディションの坂路を52.2、しまい11.9で駆け上がった。
脚力のある馬で、粘り込みに期待。
特段前残りの馬場でもないのに、そのあとにまた逃げそうな馬を選ぶのは気が引けるが、プルパレイも。
2週前の追い切りで52.0、最終追い切りも併せ馬で52.1と、速いタイムを出しており、ともにラスト2ハロン目が11秒台後半、ラストも12秒台前半でまとめた、意欲的な調教に目が引かれる。
今回からブリンカーを装着ということも注目で、さらに乗れているミルコ・デムーロ騎手。
弟が来てから明らかにパフォーマンスを上げているし、今週も弟は有力馬だが、兄の底力を再現するのかも。
とまぁこんなところ。
ジオグリフは、そこまで調教走る馬とは言えないとはいえ、3頭併せの内を走って遅れたのは気になった。
喉鳴りのある馬で、乾燥している今の時期がどうなのかというのもあるし、そもそも、1800mの重賞勝ち馬で、近年クラシックにつながっているホープフルステークスに向かわず、こっちに来たというのも、コマンドラインとの兼ね合いとはいえ、陣営の期待度は下がるのではないかと。
となれば、人気の一頭だけど、妙味も考えれば狙いたい一頭とは言えない。
ドウデュースは、正直前走のアスター賞は、スローペースの前残りで残っただけだし、勝ちタイムも歴代の中でかなり遅いもので、それほど評価できるものではない。
勝つには勝ったがというもので、距離短縮が向くとも思えないし、買い材料が見当たらない。
ダノンスコーピオンは…。
強そうなイメージがない。
確かに調教も速い時計出しているし、2連勝と、字面はいいけど、走りもふらふらしているし、まだ完成途上かなと。
まぁ、こんなところで。
ヒモ穴狙いなので、人気馬から相手人気薄に流してみましたとさ。