三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

12/29 2021東京大賞典予想

ホープフルステークス、というか、中央競馬は最後まで横山武史騎手。
キラーアビリティの騎乗は見事だったし、最終のノルカソルカの逃げ切りも見事だったなぁ。
年間最後の騎乗で300勝目決めるんだから、素晴らしいの一言に尽きる。

ホープフルステークスは、ジャスティンパレスが2着。
あれだけフラフラしてた馬を上位に持ってくるんだから、クリスチャン・デムーロ騎手は世界で活躍してるだけあるなと思う。
個人的には、ブログでは押さえにしてたけど、パドック良かったから評価上げて良かった。

ラーグルフはもフィデルも良いレースをしていたし、マテンロウレオなんかも最後は突っ込んできていた。
コマンドラインは出遅れで、終始内にもたれ気味だったし距離もそうだったけど、左回りしか経験してないのも響いたかな。

さて、珍しく長々と前置きしたところで、東京大賞典
有馬記念が年末の国民の恒例行事に対し、東京大賞典は年末の総決算だと思う。

毎年楽しみであるが、個人的に現地観戦できることもあって、昨年より楽しみにしてるのである。
なんなら、ホープフルステークスステークスより先に東京大賞典を考えていたくらいだから。


ということで、


12/29
大井9R 東京大賞典


◎オメガパフューム
ウェスタールンド
▲ミューチャリー
☆クリンチャー
△タービランス、ノンコノユメ、アナザートゥルース


本命オメガパフューム。

来春から種牡馬入りということで、川崎記念に出るのか分からないが、G1を勝利するならおそらくラストチャンスだし、それが庭であるここ大井2000mなら余計に狙ってくるだろう。

もちろん、昨年の東京大賞典が、勝利したとはいえ僅差だったように、あの辺りから能力自体は下降線を辿っていると思う。
それもあって、特殊な馬場だった帝王賞は、庭であるにもかかわらず、対応出来ず5着に敗れたと思う。

しかし、当時は川崎記念からの休み明けで、出来も一息な状態だった。
そこまで休み明けが得意ではなく、特殊な馬場も相まって、庭が庭では無くなっていたのだろう。

それを考えれば、今回はJBCクラシック2着からの参戦。
これは、これまで東京大賞典で勝利してきた時と同じローテーションだし、また、調教師が自ら調教に付きっきりで跨っている入念っぷりである。

もちろん、テーオーケインズ然り、例えば引退はしたが、怪我前のクリソベリルがいたら、今のこの馬では勝てないと思う。
ただ、そのような馬は今回居ない。
そして、倒したことのある馬がほとんどの今回のレース。

クロノジェネシスはグランプリ4連覇に挑んで実らなかったが、この馬なら同じ4連覇への挑戦でも達成できると思うし、ぜひ達成して欲しい。


対抗ウェスタールンド。

もちろん年が重ねて、末脚の破壊力は徐々に無くなっているかもしれない。
とは言っても、エルムステークス浦和記念は、基本的に差しや追い込みの決まりにくいコース形態のものである。

昨年の東京大賞典は、広くて直線の長い大井競馬場に初めて挑んだ訳だが、向正面から脚を使ったにもかかわらず、直線も伸び続けて、僅差の3着まで突っ込んだ。
明らかに直線の長い大井競馬場は合っていると言えるコースで、これまで使われなかったのがもったいないくらい。

今回も勝ち切れるまでは動画だが、2、3着ならば十分可能性が高いと思う。
どこまで追い込んで来られるだろうか。


ミューチャリーは前走JBCクラシックが明らかにメイチ。
また、金沢で行われたレースということで、吉原寛人騎手の渾身の騎乗も決まり、この馬のポテンシャル以上の走りをしたのではないかと思う。

もちろん、ここに出走してくる以上は、ある程度の出来にあるだろうが、直線の長い大井競馬場にコース替わりするため、前走のような早め先頭の作戦は取りにくい。

JBCクラシック勝ち馬への経緯、我が尊師、御神本訓史騎手騎乗ということもあり、期待したいから3番手だが、果たして。


クリンチャーも正直この秋の体たらくっぷり的にどうかと思うが、叩き3戦目の上積みが見込め、昨年はチャンピオンズカップ大敗から巻き返して、佐賀記念レコード勝ちという結果を出した。

戦績的には地方ダートの方が良さそうで、今年の帝王賞3着もあるし、何より交流重賞川田将雅騎手の高確率な馬券圏内突入ったらありゃしない。
比較的外枠の馬がよく来ている印象もあり、枠にも恵まれた印象。
巻き返しは十分ある。

タービランスはとにかく交流重賞でさえ、大崩れがない。

8歳馬で、これまで中央に1度使われた、計36戦で、馬券圏内を外したのはわずか6回、そのうち、掲示板に入れなかったのは、2歳時の中央の芝レースと北海道2歳優駿、3歳時の東京大賞典の3回だけ。
相当堅実な馬なのである。

今年も川崎記念で4着に入っており、前走に関しては、先行有利な浦和競馬場で、かつ、重馬場という、行ったもん勝ちというような馬場で、重馬場得意のメイショウカズサに逃げ切りを許したが、条件的に文句なかったメイショウカズサの2着なら、むしろ頑張ったと言うべきだろう。

大井のG1は久々だが、大井競馬場でも安定して走ることの出来る馬である。
鞍上も引き続き笹川翼騎手だが、現時点での大井リーディングで、南関リーディング2位と、すっかりトップジョッキーの1人になった。
ここも面白いと思う。


ノンコノユメ、この馬とはとにかく相性が悪い。
ただ、交流重賞の成績を見てみると、良馬場以外での馬券圏内突入が多く見られる。

28日の4R時点(17:10)で稍重馬場。
日本は全国的に寒気に覆われていて、東京も例外ではなく、また、凍結防止剤を開催前に散布していることもあり、おそらく馬場はこのまま乾かないのでは無いかと思う。

であれば、この馬の馬場状態による好走条件を満たしてくると考える。

そもそも、真島大輔騎手×荒山勝徳厩舎と言えば、ララベルやトロヴァオ、ジャルディーノなど、何頭もこのコンビで重賞を取ってきた。
昨年は怪我で乗れなかったが、やはりこのコンビでこそなので、帝王賞同様に突っ込んで来ても、と思う。

ここまでが本線。

まぁほとんど本線みたいなものだが、アナザートゥルースは押さえ。

さすがに来ても3着までだとは思うが、今年の秋は人気薄で3着、3着と、馬券圏内に絡んできた。
特に、前走のチャンピオンズカップは、勝ち馬とは離されたとはいえ、最後までよく粘ったと思う。

せん馬ということで、簡単には衰えないのだろうし、また、暑い時期よりは寒い時期になった方が良い血統。
サウンドトゥルーもそんな感じだった。

交流重賞好走歴もある馬だし、大井競馬場は初めてだが、あまりコースどうこうの馬でもない。
有力馬がは後ろから行く馬が多い中、この馬は前でレースができるということで、展開に恵まれる可能性もある。
前走同様、前目で粘れれば面白い。

ロードブレスに関しては、今の脚質が追い込みであるに対して、いくら枠の優劣がないとは言えども、最内枠は捌くのには厄介な枠である。
買いたい馬が他にいることもあるので消し。

デルマルーヴルは既に枯れてしまった馬だし、サンライズノヴァはさすがに距離が長い。
あとの地方馬は足りないし、この辺りで狙ってみようと思う。

馬券的には、オッズを見て、オメガパフュームの単勝
それと、オメガパフュームからアナザートゥルース以外の馬連で、と思っている。
3連複も買うとしたら、フォーメーションで、1列目オメガ、2列目クリンチャーまでって感じにするかなぁ。


さーて、今年最後の大勝負当てれるかなぁ。
また、時間があれば、12/30の大井・東京プリンセス賞と12/31の地方各地の重賞を予想します。
それと、私に動画を作る能力があれば、12/31の地方各地の最終レースと、1/1の地方各地の第1レースの予想動画を作ろうと思ってます。

動画作ったことないけど。