三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

1/30川崎記念

前回のTCK女王盃は、予想としては◎ラビットラン(3着)○ビスカリア(1着)と、まずまず。さすがに2着のマルカンセンサーまでは無理。いくら地方馬が、そしてトレンドの4歳馬が来るにしても、前走大井のC1で負けた馬を取り上げるのは厳しかった。
もちろん、馬と文男にはあっぱれだが、それ以上にとんでもない内有利の馬場。昨年の馬場改修後に時々発生したが、今開催、特に水曜日まではイン取った馬が勝ちみたいな馬場。あんなに偏ってしまっては、ねぇ。

さて、川崎記念。中央所属馬有利、今回は頭数が11頭、そのうち中央馬が6頭で、先週みたいにはならないだろう。
地方馬も大井1頭、川崎1頭、他の3頭は東海地区で、正直どの馬も頭打ちなメンバー、まずは予想としますか。


川崎11R
川崎記念

ケイティブレイブ
○ミツバ
▲オールブラッシュ
アポロケンタッキーサルサディオーネ


中央馬だけでいいとは思っても、G2レベルというのが妥当。ダイオライト記念にこの中央勢がそっくりそのままいても、なんの驚きもないかなと。

そんな中で、ケイティブレイブの上位は揺るがない。去年同様、東京大賞典3着からの転戦、その東京大賞典のレースや、去年1年間のレースを振り返っても、他のメンバーより強い競馬をしてるのは否めない。年齢が1歳上がったとはいえ、東京大賞典から中3週半といったところなら、急に衰えるということも考えにくい。間違っても連は外さないと思いますが、ルヴァンスレーヴやゴールドドリーム、オメガパフュームなどがいないから、きっちり勝ってもらいたいところ。

対抗以下のメンバーでさえ、いまいち強調に乏しいのが本音。
そんな中でミツバを対抗とするが、まず、いくら途中でダメージを残さないように追うのをやめて負けたとはいえ、3走前の金沢の白山大賞典は負け過ぎ感が否めないし、前走の名古屋グランプリも、レースの「質」自体は高くはない。ただ、その名古屋グランプリの勝ち馬チュウワウィザードは、次走東海ステークスでも2着。まぁ、それは評価しようかと
昨年1年で考えると、中央重賞も馬券圏内に2度入るなど、まずまず戦えてますし、今回の鞍上が3歳時のくすのき賞以来の和田騎手に乗り替わりというのがなんとも言えないところだが、和田騎手はテン乗りや乗り替わりで評価を下げる騎手ではない。
メンバーを考えても、今回はそこそこには戦えるのではないか。

3番手はオールブラッシュ。この馬は2年前の勝ち馬であるが、その時は連勝中の勢いと、ルメール騎手の好騎乗もあったかと。その後はムラのある成績で、たまに好走するかと思いきや、しばらく低迷し、かと思えば前走浦和記念を勝ってみたりと、掴みどころがない馬。ウォーエンブレム産駒なので、ムラがあるのは父から受け継いだ気性的なものもあるかと。
ムラ馬なので、近走を考えると連続好走は厳しいかもしれないが、戦えないメンバーではないのでこの評価にしたい。

アポロケンタッキーを押さえに。昨年も2着、川崎記念や交流G2ならば好走もできる。前走の東京大賞典は2番手の競馬で驚かされたが、粘り腰はなく、この馬より前で競馬したホッカイドウ競馬所属のスーパーステションからは1.7秒も離された。後ろからの競馬でも、以前のような末脚は影を潜めたし、この馬には年齢の衰えがみられているかと。ただ、今回は東京大賞典のようなG1ではないメンバー構成、馬券圏内ならあり得るかと。なので、この評価にしたい。

サルサディオーネは前走クイーン賞は特殊馬場で、レース後のダメージの面が心配なのと、惨敗も多く、勝ったレースも恵まれたものという印象が拭えないので、メンバーがメンバーとはいえ、牡馬混合のG1ではきついかと。
ただ、展開は恵まれるかもしれません。コパノチャーリーが枠的に前に行くだろうが、サルサディオーネの方がいい競馬ができそうと思ったので、押さえ、3着ならばと。

他の馬としては、コパノチャーリーは先週の交流重賞を勝った森泰斗騎手が鞍上なのはいいが、ビスカリアと違い、今回はテン乗り。ビスカリア程の能力を引き出すのはどうかと思うことと、地方重賞の実績がなく、オープンレベルで頭打ちで、年齢的にも上積みはなさそうと判断。サルサディオーネより内だが、さすがに粘れないかなと。

地方馬については、さすがに先週のマルカンセンサーのようなサプライズをもたらしてくれる馬はいない。南関の2頭は、ポッドジョイはマルカンセンサーと同じ高野毅厩舎だが、以前走った2000mのレースで2分10秒を超えるような馬ではさすがにスピードが足りな過ぎるし、ツィンクルソードは元々中央の芝の短距離を使われていた馬で、条件的には正反対のレースで、本追いきりでもキナ臭い話があったようなので、厳しい。