三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

5/8東京湾カップ

船橋11R
東京湾カップ

◎グリードパルフェ
○ジョリスヴェニール
▲ホールドユアハンド
△レオズハウライト、ミスタージョイ、エレガンテヴァイゼ、イグナシオドーロ

なにより船橋は差し馬場だと思っている(追い込みが届くとは言っていない)。
ホールドユアハンドが大好きな私も、流石に今の馬場と、イグナシオドーロにガリガリ競られそうな展開を踏まえても、前走のような展開は期待しにくい。そうなると、ホールドユアハンド本命は厳しいかなと。単勝は買うけどね。

そうなると、道中ある程度中団にいて、動ける脚や差し脚のこと、枠も踏まえると、グリードパルフェが一番レースをしやすいのではないだろうか。3走前、人気薄ながらステッペンウルフの2着に走ってから目覚めたのか、3連続連対中。今回は鞍上がつばに戻るし、前走負けたレオズハウライトは大外枠で、いくら直線外が伸びるとはいえ、向こう正面はそういうわけでもないから、条件は好転しているとみている。

尊師、昨日はことごとく4着だったような印象だったが、今日はどうだか。昨年はクレイジーアクセルで勝ったんだよね。船橋競馬場でデカイ声で「尊師かーい」って言ったのを覚えてるわ。昨日はそのクレイジーアクセルがメインで逃げ切れず4着、ちなみに去年の東京湾カップ一番人気のデイジーカーニバルは9Rで勝つという、いろいろ不思議なもんだね。てか、話は前後するけど、メインを勝ったソッサスブレイはその前の年の東京湾カップ勝ち馬というね。
話が大幅にずれたが、ジョリスヴェニールは初左回り。もちろんそれは課題ではあるが、オーナー的に尊師を継続起用するのは納得だし、ここは結果が求められるだろうなぁ。

ホールドユアハンドは展開的に評価を落としたクチ。イグナシオドーロの文男とガリガリやり合いそうでなぁ。確かに逃げた方がいいと思うけど、馬場考えても逃げ切りはキツそうだし、前走みたいな感じになれないかも。

レオズハウライトはさっき言ったように、大外枠がなぁというところ。展開や馬場は味方する。でも、ブルーバードカップ組がワンツーするとも思えないからなぁ。

ミスタージョイは連勝中、それも結構派手な勝ち方での連勝だけに人気だけど、ここで一気にメンバーレベルが上がって、自分の競馬ができるのかと思うと、それは微妙かなと。前走あまり派手に勝ったところで、ダメなものはダメになると、グランアレグリアが教えてくれたし。

エレガンテヴァイゼは矢野ちゃんだからというのもあるけど、尊師が乗っていたりしてたわけで、高月厩舎だから、悪い馬ではないはず。メイショウボーラー産駒だから船橋より川崎向きだとは思うけど、穴としてはいい一頭かなと。

イグナシオドーロねぇ、ここを使って文男で東京ダービーなんだろうけど、調教走ってないみたいだし、調整うまくいかなかったのかな?
それと、展開的にも今回キツそうで、消しに近い押さえって感じかなぁ。危険な人気馬とみてるんだけど。

5/5NHKマイルカップ

東京競馬がまさかの雹による中止という、令和初の競馬は波乱のスタート。ちょうどあの天気がやばくなった時間は中野区を漕いでいたのだが、雷も鳴ってたし、とにかく西の方の空は真っ暗になってた。
もとの天気はたしかに突然の天気の変化云々は言ってたけど、山間部って言ってたし、降水確率0%たったんですがね。そんでコロコロ変わっていって、18時前の時点で20時まで都心は強めの雨とか言ってたのに、蓋を開けてみれば気持ちいいくらいの気温と天気。今日の予報士は良純だろ?

その中止になった分のレースは、プリンシパルステークスだけ来週10Rに組み込んで施行、その分ダートの未勝利1600mは潰された。仕方ないよね、潰すとしたらダートの未勝利になるだろうから。
でも、メトロポリタンステークスもノーブルマーズとか出る予定だったから、だいぶ狂わされるだろうなぁ。自然には逆らえないとはいえ、10R以降出走予定だった馬達はかわいそうに。

そういえば、京都新聞杯の予想はわりとよかった。△◎▲ならあの結果なら上出来じゃない?
たまには穴予想もするもんだね。
絞り球の方はストレートを待ってチェンジアップ投げられたような結果になったけど。三振。

さて、前置きは長くなったが、NHKマイルカップ東京競馬場は雨の影響はどのくらい残るかわからないが、芝はパンパンまでいかなくても、良馬場まで回復すると見ている。もちろん、ダートは重とかだろうけど。
さすがに明日はあんな雨は降らないと見て予想を考えたい。


東京11R
NHKマイルカップ

◎グランアレグリア
ヴィッテルスバッハ
▲アドマイヤマーズ
△カテドラル、グルーヴィット
▽ヴァルディゼール、ケイデンスコール、マイネルフラップ、プールヴィル


もうG1ならルメールJを拝んどけばいい説。ディープ産駒はもちろんこのレース悪くないし、血統云々とかではなくても、絶対能力が高い。前走からの上積みがなくても、クラシックに出た組とそうでない組ではさすがに力差がはっきり出る。これは令和だろうが、近年のデータを覆しまくってる競馬傾向だろうが、さすがに関係ないと思う。強い馬なら、使い分け云々もあるかもしれないが、基本はクラシック。そのクラシック、そして桜花賞をハイレベルな内容で制したとあれば、問題はなかろう。今週まではとりあえずルメールJなんだろうなと思っている。

対抗はヴィッテルスバッハにしてみた。たぶん、出遅れるだろうし、馬場も向かないのだろうけど、間違いなく上がりは使えるだろうし、グランアレグリアが先行勢を潰してしまって、そこから突っ込んでくるとしたら、やはり上がりの使える差し馬。イメージ的にはシゲルピンクダイヤ的な感じになるかなと思う。人気がそこそこで関東G1のマイルくらいなら、戸崎Jはまずまず期待していい材料だと思う。また、グランアレグリアとともに、この馬も天栄。関東G1なら天栄に逆らわないとはいいと思うんだよなぁ。

アドマイヤマーズはやはり騎手不安はある。ただ、ダイワメジャー産駒はこのレース得意としており、母父はマキャベリアンの流れで、芝のG1は熱いのは熱い。この馬もクラシック出た馬だし、G1馬なので、強いことは強い。ただ、今回外枠引いたのは、こと今年のNHKマイルカップにおいてはマイナスなような気がするので、力は認めて3番手まで。できれば飛んでほしいが。

カテドラルは野路菊ステークス皐月賞2着だったヴェロックスを破った馬。元々能力は認められていたが、次走東スポ杯は道中引っかかり、直線全く伸びず、京成杯は逃げたものの、全く粘れず、ともに大敗。しかし、前走アーリントンカップは、直線なかなか進路が空かない中、最後に鋭い脚で突っ込んできて2着。この内容は良かったと思う。関東圏の競馬で大敗を繰り返しているので、輸送は気になるが、前走を考えれば馬券圏内に突っ込んでくることは可能だと思っている。

グルーヴィットはダート2戦を使って、前走ファルコンステークスは先に抜け出したところを外からハッピーアワーに差された形。ただ、レース内容自体は良かったと思うし、パワーが勝るタイプだとは思うが、芝でも問題ないところを見せた。ロードカナロア×スペシャルウィークなので、血統的には芝は問題ないは証明できるし、なにより、鞍上が来日してから素晴らしいパフォーマンスを見せているダミアン・レーンJ。NF系の芝レースでは高い確率で結果を残しているし、鞍上の力で浮上もあると思う。ここまでがちゃんと買う。

以下はワイドを100円だけ買う馬で、正直いらないと思っているやつ。ヴァルディゼールはアーリントンカップはごちゃごちゃした直線を抜け出せなかったクチ。まぁ、脚は遅いんだと思う。100円買おうと思ったのは、北村友一JのNFだからっていうだけ。

ケイデンスコールもNFだから。来るとは思っていない。

マイネルフラップは松岡Jの勢いと、紛れて来ちゃいましたワロスって時に、人気がないのに持ってなかったらムカつくから。

プールヴィルは意外と強い馬だと思ってるので、当日評価を上げるかもしれない。1400ベストだとは思うが、桜花賞は外枠から強引に逃げて、最後の最後に力尽きて6着。あわよくば2、3着もあったくらいなので、もし内の先行有利馬場になれば、残り目はあると思う。

てかさ、7枠の馬の母父みんなディープなんだね。あれ、7枠来ちゃうのかこれ。


絞り球狙い打ち
京都6R
◎イメル

キンシャサノキセキ産駒。先週の京都ダート1400mはとにかくキンシャサノキセキ買っとけばプラスだったし、そもそも京都ダート1400はキンシャサノキセキが強い。前走は前受けした馬がボッコボコにやられた展開のレースで、実際それらの馬は次走好走した。この馬も例に漏れず、まして今回コースが変わって京都ダートならば、一変があるだろう。1400ベストというのもいい。

相手は名前が短いところでいいのでは?ただ、ペガサスは消えてほしいなぁ。名前が短くないところならばトップウィナーでいいんじゃないの?


他に中央

東京

9R
湘南ステークス

◎クラークキー
○レジーナドーロ

内のイン伸び馬場になっていれば、昇級初戦でも展開に恵まれそうなのがクラークキー。東京マイルは好相性で、連勝もあったりして。ただ、ルタンデュボヌールも、東京走ったことはないけど、母父トニービンだから、すいすい行っちゃいそうなんだよな。
もし差しが効くならば、期待したいのはルメールJのリカビトスより、レジーナドーロ。
理由:レ ー ン

10R
ブリリアントステークス

◎テルペリオン
ホーリーブレイズ

前で決まるならテルペリオンだし、渋った馬場でも差しが決まっちゃうならホーリーブレイズといったところ。

ちなみにこの2頭は6枠だけど、どちらもフリオーソ産駒。1800以上強いのよね。長距離ダートといえばサマーバードだけど、既にサマーバード自身が亡くなっているので、サマーバード産駒がいなくなったら、フリオーソ産駒を強く狙っていきたいな。

京都

9R
上賀茂ステークス

◎スズカガルチ

いかにも母父サンダーガルチといった感じの、一本調子のメリハリがつかない馬。前に行く馬は他にもいるが、1900からの距離短縮で好走しているように、そもそも1900という距離が合わない感もある。ハンデ54はこの馬にとって好材料になるだろう。

10R
橘ステークス

◎ジュランビル

人気だが、1400ピッタリの馬なのは、2走前でも証明できたはず。よく荒れるレースで一番人気をあげるのはどうかとも思うが、ここは素直に。

新潟
9R
◎ノヴァルーナ

とにかく新潟芝は外伸び。そして、千直なら外ラチ沿いを走れる馬。芝でもダートでも逃げることのできるこの馬の先行力に期待。

2019ケンタッキーダービー

マスターフェンサーの参戦で購入することができる今年のケンタッキーダービー。一番人気が想定されていたオマハビーチが、どうやら呼吸器系疾患で出走取消となり、また、金曜から相当な量の雨ということで、どうやら結構な馬場になることが考えられる。
2013年からRoad To The Kentucky Derbyが設立され、ポイント制で出走可能になったこのレース。なので、変な馬は出てこないのだが、各地のポイント対象レースでのレースレベルにはばらつきがあるので、一筋縄でいかないというのもある。

ちなみにこの記事を書き始めたのが、金曜の夜なのだが、オマハビーチの他に、ハイカルも取り消したのね。そんで、カッティングヒューモアにマイク・スミスJ乗るのね。

予想ファクターは様々あるが、いつもどおり考えてみたい。


チャーチルダウンズ12R
ケンタッキーダービー

◎インプロバブル
○マキシマムセキュリティ
▲ゲームウィナー
△タシトゥス、ロードスター、ウィンウィンウィン、ヴェコマ

インプロバブルはどうやら天気悪化の影響で、ブックメーカーの人気になってるのが悲しいけど、それの根拠になるのが前走アーカンソーダービー。今回出てくるはずだったオマハビーチの2着だったが、1馬身遅れであれば、今回強敵なきレースでは勝つまであると思う。ゲームウィナーのところでそれなりに説明するが、西海岸はサンタアニタを拠点とするボブ・バファート厩舎の管理馬。この馬はそれほど閉鎖の影響はないようだし、いいと思う。

マキシマムセキュリティは連勝したまま前走フロリダダービーを逃げ切り。前でレースができるのはやはり強みになる。7番枠でもあるし、この馬の内に確たる逃げ馬もいなそうで、すんなり先手を奪えそうだ。勢いそのままに逃げ切っても不思議ではない。

ゲームウィナーは本来評価を下げていたのだが、2頭の取り消しが出たため評価を上げた。どういうことかというと、本来アメリカ競馬は14頭がフルゲートで、ケンタッキーダービーの場合、追加でゲートを足して20頭のレースにするようだが、追加するゲートが14番と15番の間が3メートルくらいあるようで、また、そのゲート自体も狭いとのことで、非常に不利になることが多いそう。本来、ゲームウィナーは16番枠だったので、その追加ゲートからのスタートになる予定だったのが、この馬より内の2頭取り消しによって、従来のゲートから出られるようになったということ。こうなれば、評価は上げざるを得ない。
また、この馬は2歳時より注目を浴びており、実際、BCジュベナイルも勝利し、2歳時は世代で抜きん出ている存在であった。ただ、今年に入ってからの2戦は2着続き。着差はほぼないのであるが、これはもちろん、成長が追いつかれたのもあるもしれないが、サンタアニタパークの閉鎖による調整遅れ、またはズレが影響しているのも大きい。ニュースになったが、サンタアニタパークは故障馬が相次いだ影響で、無期限の閉鎖が今年に入ってから起こった。ボブ·バファート厩舎などがサンタアニタを拠点にしているので、これらの厩舎は調整過程が狂っているようだが、インプロバブルなどの同じバファート厩舎でもこのゲームウィナーが大きく影響を受けていたようだ。今はサンタアニタパークも開放されているが、そういう事情も踏まえて、評価はするが、ゲームウィナーの今回の勝利は厳しいのではとみている。

タシトゥスは前走も勝利して三連勝をあげた。タックスとの叩き合いはなかなか見どころのあるものであったが、勢いを考えてもタックスの差し切りは距離が伸びてもなさそうな様子だった。タピット産駒なので、血統面も問題はない。

ロードスターは現在15番枠なので、もう一頭取り消しでも出ればだいぶレースがしやすいだろう。本来この馬は17番枠の予定で、呪いの17番と言われているように、ケンタッキーダービーでは17番は死に目であった。そのままなら消していたのだが。そして、マイク・スミスJがオマハビーチを当初選んでいたことからも、少し劣る存在だったのかもとの推測もできる。そう思うと、わざわざ外枠で人気しているのなら、積極的に買う必要もないのかなと。

ウィンウィンウィンはハットトリック産駒。その時点でも話題になっていたのだが、この馬が穴人気しているのは、調教の様子。同僚馬を置いていったあと、前にいたこのレース出走の他厩舎の馬をゴール前で差し切る根性を見せるのだから、闘争心は相当なもの。展開が向くかは別として、それらの要素的に期待したい。

最後にヴェコマ。この馬はウィンウィンウィンに勝ったブルーグラスステークスからの出走馬。完全に前有利になればこの馬も来るだろうが、2走前にコードオブオナーに負けているので、その点はどうだろうと思い、この評価。まぁ、ウィンウィンウィンもそうだが、まずこの2頭に頭はないと思っている。あくまで押さえ。

日本のオッズとブックメーカーのオッズでどうやら乖離があるが、我々が基本的に買えるのは日本のオッズのものなので、このオッズのもと、日曜の朝をいいものにしたい。

ちなみに、NHKマイルカップについては、日曜午前までに更新します。

5/4京都新聞杯

あまりに週中が忙しくて、しらさぎ賞どころか、他のレースも何も考えられなかった。元号変わってからのほうが忙しくないんだが、元号が変わった日(イコールまた無駄に1歳老けた日、これ書かないと、自分の年齢を忘れる)は疲れたなぁ。

金曜の夜、土日1日中は自転車で出前だから、休めるのは週明け水曜日。どうせこの日もゆっくり休むことはないんだろうけど、何より嬉しいのは、朝のんびり寝ることだろうか。

さて、愚痴はさておいて、土曜の中央競馬京都新聞杯があるねぇ。去年のこの日は房総半島を巡ってたっけなぁ。温泉のテレビでレースを見た記憶がある。なかなかいいGWだったのになぁ。
やべぇ、また愚痴が。予想するよ、予想。


京都11R
京都新聞杯

◎ロジャーバローズ
○ヴァンケドミンゴ
▲ブレイキングドーン
△サトノソロモン、タガノディアマンテ、フランクリン、レッドジェニアル

内枠を引いて、前受けできるロジャーバローズを本命。距離が距離なので、素直にディープ産駒を買うのは些かどうなものかと、予想をしていて思ったが、坂のあるコースよりはないコースの方が向くだろう。内回り向きかもしれないが、ある程度展開が向くとみる。

ヴァンケドミンゴ栗東所属だが、デビューして初めて関西圏での競馬となる。成績的に見どころはなさそうなところで、人気も全くなさそうだが、ここ2戦いい脚を使えていること、その距離が1800であるということで、2000よりは非根幹距離向きな可能性が考えられる。京都のオーナーの馬なので、そういう意味での妙味も期待したい。

ブレイキングドーンはG1では用無しタイプだと思う。であるならば、むしろ狙いはここなのではないかと思っている。母アグネスサクラというのが、この時期に合ってそうな香りがするし。

サトノソロモンも前受けできるクチ。前走終始引っかかってしまったのが気になるが、アヴドゥラJに乗り替わっての一変に期待。

タガノディアマンテは前走皐月賞も、この馬なりにいい競馬をしてきた。さすがに後ろから過ぎて勝ち負けとは程遠い結果にはなったが、上がり3位を記録している。この馬も非根幹距離の方が成績が良いが、なにぶん勝ちきれないので、押さえまで。

フランクリンはこのメンバーだと少し足りないかもしれないが、今回北村友一Jへの乗り替わりは、NF系馬であれば問題ないし、先週のパフォーマプロミス然り、大阪杯アルアイン然り、今は北村友一Jの時代というよりは、NFに寵愛されたもの勝ちなので、特別問題にしない。距離も2200なら大丈夫とみる。

レッドジェニアルは母レッドアゲートという文字に惹かれた。フローラステークスの勝ち馬ですね、いいですねぇ、この時期のトライアルレースにいかにもという感じがするから、穴として。

まぁ、穴馬ばかりな気がしなくもない今回の予想だけども。



絞り球狙い打ち

東京6R

◎ドナアトラエンテ
プロスペリティ
▲アイワナビリーヴ
△グレイスアン

8頭立てという少頭数の3歳牝馬限定500万条件の芝1800m。低調なメンバーであるので、波乱も、と考えてみたが、あまり大きな波乱も起こりにくいのではないか。

昨年の百日草特別の取り消し明けで、実質9ヶ月ぶりの2戦目にはなるが、良血馬ドナアトラエンテを本命視したい。長期休養明けで好走するのは、大抵NF系外厩仕上げの馬で、この馬はもれなく天栄仕上げ。
そもそも、これだけ今の中央競馬の流れが促成栽培の傾向にある中で、使い分けはあったとしても、8月の新馬を勝った2戦目に3ヶ月後の11月のレースを選ぶというところで、体質もあまり強くないだろうと考える。そのレースが出走取り消しになって、怪我の治療もあるだろうが、5月まで温めたのならば、小柄なタイプでもあるし、おそらくあまり連戦はできるタイプではないとみる。
ルメールJを起用するのも勝負と見て、強気にいきたい。

イワナビリーヴが強敵ではあるだろうが、今回外厩を使っていない。この選択がどう出るのかはわからないが、天栄を使っての仕上げのプロスペリティを相手に狙いたい。新馬を勝ってからの2戦は全く見せ場がないが、ともに外枠からの発走で、今回は内枠。そして牝馬限定戦となれば、前走からの前進を期待したくなる。

イワナビリーヴは新馬戦が今回と同じ舞台で、その時が楽に勝った競馬となった。この舞台は合うのだろう。前走は1番人気に支持されながらも、期待に応えられず。巻き返しの一戦になるが、問題がなければ普通に来そうだなぁ。

グレイスアンは頭なしとみている。あまり東京向きではなさそうだが、この馬もNF生産馬なので、今回来るパターンの一頭ではある。

狙うのは◎○の2頭。馬連ワイドを厚くいきたい。アイワナビリーヴが来てもいいような馬券もあったほうがいいのな、その場合は3連単かなぁ。安いけどねが

2019香港チャンピオンズデー

香港です。
日本馬が出るので、チャンピオンズデーも発売になったのは嬉しいですね。
願わくば、ビューティージェネレーションの出るレースも買えるとなおのこと嬉しかったけど、日本馬が出てないから仕方ないか。
買う方は海外のサイトを利用しましょう。

ということでチェアマンズスプリントプライズとクイーンエリザベス2世カップ、予想していきましょう。


沙田6R
チェアマンズスプリントプライズ

◎サンタアナレーン
○ビートザクロック
▲ラタン
△ウィナーズウェイ、リトルジャイアン

ミスタースタニングが出走取消となり、香港勢が言われていた以上に手薄になり、そこへ前走鮮やかな勝ち方を見せた、オーストラリアからの遠征馬サンタアナレーンが参戦。もちろん、大外枠というのはこのレースにおいてはいい材料ではないし、ここのところの連対馬は4、5歳ばかりで、6歳となるサンタアナレーンは、データ上ではあまり良くない。脚質も追い込み一辺倒なので、不安はある。しかし、レーティング的には圧倒しているし、鞍上のボウマンJも、香港は問題ない。重馬場適性も問題ないし、この馬からでいいのでは。

サンタアナレーンが抱える不安材料より不安なのが、今回の地元勢といった印象。
チェアマンズスプリントプライズの前哨戦となる香港スプリントカップでは、斤量差があったとはいえ、重賞未勝利のラタンにミスタースタニングとビートザクロックが差し切られるという始末。香港の競馬シーズンもオフになろうとしているところではあるが、さすがに香港スプリント界トップクラスがこの有様はいただけないだろう。そして、ミスタースタニングは爪の不安で取り消し。サンタアナレーンが参戦した中で、これでは分が悪いという印象が強い。
それでも、地力、また、5歳馬ということから、ビートザクロックは対抗以下には下げられない。この2頭は強力だとは思っている。

ラタンは今回が試金石だとは思うが、さすがに勝ちきりまではないと思っている。よくて2着かなと。

リトルジャイアントとウィナーズウェイは枠的にという感じ。この馬たちが絡むと馬券的には美味しくなるだろうが、連対圏までは厳しいか。

ナックビーナス?頑張ってね。夏以降にまた会おう。


沙田8R
クイーンエリザベス2世カップ

リスグラシュー
○フローレ
▲ディアドラ
△エグザルタント、ダークドリーム、ワイクク、パキスタンスター

こっちは頭数がある程度揃ったし、おもしろいメンバーだと思う。香港馬もなかなかだと思うし、日本馬も勝負になれるメンバーかなと。

その中で本命はリスグラシュー。使い分けとかの問題もあるが、昨年末はヴァーズよりカップの方がやれたと思う。2400は本質的に長い。その中でも惜しい2着、そして今回は休み明けを人叩きしてシャティンの2000mで、かつ重めの馬場。パワーのいる馬場はリスグラシュー向きだし、枠も内目。善戦ウーマンではあるが、今回は条件が揃ったと思う。

対抗は香港ダービー勝ち馬のフローレ。香港ダービーからのローテーションは結構このレースと相性がいい。枠は少し外になってしまったが、この馬の持つ先行力はなかなかの武器になれる。若さと相性で勝負になれるのではないか。

ディアドラももちろんいい。シャティン適性も既に示しているし、その時のようなスローにならなければ、今回は差し切りもあるだろう。ドバイターフに出る前から、このレース目標を公言しており、仕上がりもいいだろうし、注目できる。

エグザルタントは確かに強い。ただ、今回は逃げ馬が多く、香港ヴァーズのような競馬で勝負するのは厳しいだろうし、本来の差しの競馬でも日本馬には屈すると見ている。人気するのは承知で、評価を下げて考えてみる。

ならば、ダークドリームあたりもおもしろいと思っている。この馬も香港ダービーを使っている馬。レース内容は悪くないし、次走勝利も収めている。パートンJがエグザルタントに騎乗する関係で乗り替わりにはなるが、クラークJとのコンビで2勝しており、悪くないコンビだと思う。

ワイククは前走の負けが気になるが、モレイラJが継続騎乗するわけだし、問題はないのだろう。

最後に、昨年の勝ち馬パキスタンスター。今シーズンはあまり順調ではなさそうだが、いい枠を引いたことだし、復活があってもいいのかなと。

4/29天皇賞春

さて、平成最後のG1ですね。天皇賞春。苦手なG1なんだよなぁ。当たった記憶が皆無なんだけどな。
ちなみに、土曜は堅そうなところを勝って、ことごとく飛んで行かれ、春光ステークスははサノサマーの単勝にしようか、馬連ワイドにしようか迷い、後者を選び、死亡。引きずってなければいいなと思っている次第です。

そんなことはどうでもいいとして、天皇賞春は基本的に内有利。今年はフルゲートではないものの、フルゲートでないなりに難しいだろうし、傾向とか枠なりに予想はしようと思うけど、ねぇ、難しい。シャケトラがいないのはほんとに残念なんだけど、無事で出走できたとしても難しいのは変わりないんだろうなと。
ちなみに、京都は晴れの良馬場なんだよね、土曜段階で。前有利の高速馬場には変わりないのかなぁ。

ということで、予想。

京都11R
天皇賞

◎クリンチャー
○メイショウテッコン
▲フィエールマン
△エタリオウ、チェスナットコート、ヴォージュ

正直、内枠だったら自信をもってクリンチャー本命にしようと思っていたが、まさかの8枠なので、自身はない。ただ、天皇賞はリピーターレースで、確かに去年の天皇賞は過去10年の中でも極端に遅い決着タイムで、この馬自身脚の速いほうではないし、ディープスカイ産駒だから、全体的速力なんてたかが知れている。それでも、大外枠ではないし、去年よりはタイムが速くなりそうだが、消耗戦になればこの馬の台頭が期待できると思う。休み明けも叩かれて、調教も走れており、状態良化が見込めるし、鞍上も、今年はようやく体の痛みが癒えたか、乗れている感のある三浦J。そろそろ一仕事したところを見てみたいもの。

メイショウテッコンは、出遅れなければ展開は向く。気性がいいほうではないので、それが原因で出遅れたり、かかったりする姿が見受けられてきたものの、1800mのラジオNIKKEI賞ではフィエールマンを倒し、前走はエタリオウを倒しており、ここで人気になる馬たちをことごとく倒してきているのは素晴らしいと思う。倒した距離が非根幹距離ではあるが、今回は3200mなので、特殊距離といえばそれまで。スピードのいる距離でも勝ち星があり、スタミナのいる2500でも勝てるのであれば、とりあえず前に行ければ面白いと思う。マンハッタンカフェ産駒はヒルノダムールでの勝利がある。テン乗りは問題ないとは思うので、とにもかくにもスタートだろうか。

フィエールマンは、本来は4歳勢の中では3番手評価にしようとしたが、エタリオウの鞍上がどうもひどすぎる感がある。ミルコJはもう腰が痛すぎて、どうにもならないのではないだろうか。夏は腰の治療に当てるらしいし、相当状態が悪いらしい。それゆえに、全然乗れてないし、いくらG1メイチで乗ってくる騎手であるとはいっても、そもそも、メンタル的にも上がってきてないのではないだろうか。それなら、安定して上位に来るルメールJのほうがよほどいいし、なんせ、結局はノーザンのファーストジョッキーであるのだから、騎手の影響度は大きい。馬自身は、ディープ産駒というのはいまいちどうなんだろうとは思うが、母方の血を考えると、ニジンスキー系は天皇賞春と相性が良く、今回の舞台でもやれないことはないと思う。菊花賞馬はあまり相性がよくなかったりするのだが、この馬は悪くないのではなかろうか。

エタリオウは前述したとおりの鞍上問題が大きいかなと。枠としては最高だし、ステイゴールド産駒というのももちろんいい。ただ、勝ち切れない馬が今回ついに、とはあまり思っていない。脚質的にも多分差し切るのはどうかと思うし、今回はこのくらいの評価でいいのではないだろうか。

チェスナットコートは、なんといっても最高の最内枠であり、相性のいいハーツクライ産駒。戦績的に足りない馬であるのは百も承知で、穴として。

穴としてもう一頭、この馬も展開がよさそうなヴォージュを。ナカヤマフェスタステイゴールド系だし、フィットする可能性はないとは言えないと思っている。和田氏だからというのもある。


東京11R
スイートピーステークス

◎セリユーズ
○クールウォーター
▲シングフォーユー
△サムシングジャスト、アフランシール、レッドアネモス、シャワークライム

天栄調教馬のセリユーズから。1800mだからね、トライアルレースとはいえ、狙うところはそういうところかなと。勝ち切れない馬が2連勝しているように、力をつけてきた感があるし、ここも勝ち切ってもいいと思う。というか、スイートピーステークスって、確か1着しか優先出走権ないよね?

クールウォーターも逆転の最有力かなと。血統馬だし、兄弟もトライアルレースは強かった。この2頭は結構有力なのではないかと思っている。

シングフォーユーは、姉シングウィズジョイフローラステークスを勝っており、やはりオークストライアルならばと思っている。東京適性がいまいちわからないけど、悪くないと思うんだが。

主に上位3頭、その中でもセリユーズとクールウォーターに期待しており、△は押さえというところ。荒れることもあるし、一応ね。


絞り玉狙い打ち
東京8R
◎ワンダーラジャ

人気だろうが、サマーバード産駒の長距離ダート成績は特筆すべきもので、サノサマーが気になったのも結局そういうこと。サノサマーほどのまくりを打ってくれとは言わないが、前走くらいの位置につけられるようなら、勝ち切りがあってもいいと思うんだが。


16時に香港のレース予想を上げる予定です。