三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

2019香港チャンピオンズデー

香港です。
日本馬が出るので、チャンピオンズデーも発売になったのは嬉しいですね。
願わくば、ビューティージェネレーションの出るレースも買えるとなおのこと嬉しかったけど、日本馬が出てないから仕方ないか。
買う方は海外のサイトを利用しましょう。

ということでチェアマンズスプリントプライズとクイーンエリザベス2世カップ、予想していきましょう。


沙田6R
チェアマンズスプリントプライズ

◎サンタアナレーン
○ビートザクロック
▲ラタン
△ウィナーズウェイ、リトルジャイアン

ミスタースタニングが出走取消となり、香港勢が言われていた以上に手薄になり、そこへ前走鮮やかな勝ち方を見せた、オーストラリアからの遠征馬サンタアナレーンが参戦。もちろん、大外枠というのはこのレースにおいてはいい材料ではないし、ここのところの連対馬は4、5歳ばかりで、6歳となるサンタアナレーンは、データ上ではあまり良くない。脚質も追い込み一辺倒なので、不安はある。しかし、レーティング的には圧倒しているし、鞍上のボウマンJも、香港は問題ない。重馬場適性も問題ないし、この馬からでいいのでは。

サンタアナレーンが抱える不安材料より不安なのが、今回の地元勢といった印象。
チェアマンズスプリントプライズの前哨戦となる香港スプリントカップでは、斤量差があったとはいえ、重賞未勝利のラタンにミスタースタニングとビートザクロックが差し切られるという始末。香港の競馬シーズンもオフになろうとしているところではあるが、さすがに香港スプリント界トップクラスがこの有様はいただけないだろう。そして、ミスタースタニングは爪の不安で取り消し。サンタアナレーンが参戦した中で、これでは分が悪いという印象が強い。
それでも、地力、また、5歳馬ということから、ビートザクロックは対抗以下には下げられない。この2頭は強力だとは思っている。

ラタンは今回が試金石だとは思うが、さすがに勝ちきりまではないと思っている。よくて2着かなと。

リトルジャイアントとウィナーズウェイは枠的にという感じ。この馬たちが絡むと馬券的には美味しくなるだろうが、連対圏までは厳しいか。

ナックビーナス?頑張ってね。夏以降にまた会おう。


沙田8R
クイーンエリザベス2世カップ

リスグラシュー
○フローレ
▲ディアドラ
△エグザルタント、ダークドリーム、ワイクク、パキスタンスター

こっちは頭数がある程度揃ったし、おもしろいメンバーだと思う。香港馬もなかなかだと思うし、日本馬も勝負になれるメンバーかなと。

その中で本命はリスグラシュー。使い分けとかの問題もあるが、昨年末はヴァーズよりカップの方がやれたと思う。2400は本質的に長い。その中でも惜しい2着、そして今回は休み明けを人叩きしてシャティンの2000mで、かつ重めの馬場。パワーのいる馬場はリスグラシュー向きだし、枠も内目。善戦ウーマンではあるが、今回は条件が揃ったと思う。

対抗は香港ダービー勝ち馬のフローレ。香港ダービーからのローテーションは結構このレースと相性がいい。枠は少し外になってしまったが、この馬の持つ先行力はなかなかの武器になれる。若さと相性で勝負になれるのではないか。

ディアドラももちろんいい。シャティン適性も既に示しているし、その時のようなスローにならなければ、今回は差し切りもあるだろう。ドバイターフに出る前から、このレース目標を公言しており、仕上がりもいいだろうし、注目できる。

エグザルタントは確かに強い。ただ、今回は逃げ馬が多く、香港ヴァーズのような競馬で勝負するのは厳しいだろうし、本来の差しの競馬でも日本馬には屈すると見ている。人気するのは承知で、評価を下げて考えてみる。

ならば、ダークドリームあたりもおもしろいと思っている。この馬も香港ダービーを使っている馬。レース内容は悪くないし、次走勝利も収めている。パートンJがエグザルタントに騎乗する関係で乗り替わりにはなるが、クラークJとのコンビで2勝しており、悪くないコンビだと思う。

ワイククは前走の負けが気になるが、モレイラJが継続騎乗するわけだし、問題はないのだろう。

最後に、昨年の勝ち馬パキスタンスター。今シーズンはあまり順調ではなさそうだが、いい枠を引いたことだし、復活があってもいいのかなと。