2021ジャパンカップ、京阪杯予想
先週のマイルチャンピオンシップ、ただただグランアレグリアが強かった。
というか、カテドラルは出遅れた時点で終了。
グレナディアガーズは道中引っかかっていた時点で終了。
カテドラルはG1では足りないということと、グレナディアガーズは、G1はおろか、重賞でも厳しいのかもしれない。
見立て違いも甚だしかった。
さて、ジャパンカップ。
比較的人気になりそうな馬がこぞって好枠を引いたこともあり、そこまで荒れそうな感じがなくなった。
冷え込んだとはいえ、天気が悪くなる見込みはなく、土曜時点で良馬場、イン前が比較的有利ということからも、馬場状態は良いとみる。
ということで、
11/28
東京12R
◎シャフリヤール
○コントレイル
△アリストテレス、シャドウディーヴァ、サンレイポケット
本命シャフリヤール。
前走の敗退はもちろん気になる。
もちろん、馬場が合わなかったのはそうだし、それは戦前から話題になっていたことだけど、藤原英昭調教師が「レースをやめていたのが気になる」と述べている通り、メンタル面がやられている可能性はある。
とはいえ、今回の調教もなかなかのもので、さらに良くなってきた印象があるし、3歳の今であれば、ジャパンカップという舞台はむしろ良いと思う。
福永祐一騎手がコントレイルに乗る関係で乗り替わりだが、それでも毎日杯を勝利に導いた川田将雅騎手ならば、全く気にならない。
G1でこそ真価を発揮する藤原英昭厩舎。
今回は良馬場確定だし、枠も2枠4番と好枠を引いた。
前走のような言い訳はできないし、コントレイルに引導を渡したいところ。
コントレイルはさすがに引退レース、完璧に仕上げてきた。
1枠2番という、最高の枠もゲットした。
天皇賞・秋といい、もはややらせだろってくらいの引きの良さだが、気になるのは出遅れ癖。
出遅れてしまっては、この好枠を行かせないし、枠的に外に出すには、縦長になった時に持ち出すしかなく、少しリスキー。
また、前走は隣にカデナがサポート役でいたのだが、今回は同じノースヒルズ陣営が不在。
関連となるような馬もいないだけに、単独で挑まなきゃならないが、単独での勝利があまりないだけに、サポートが見込めないのも気になるところ。
まぁ、前走をたたいて上昇は確実だし、ここへ向けて仕上げてきたんだろうから、下手なレースにはならないと思う。
素直に期待して良いと思うが、妙味も考えて対抗まで。
オーソリティは、本来はここへの出走予定ではなかった。
とはいえ、C.ルメール騎手を確保できたからなのか、急遽出走することになった。
G1実績はないが、距離は良いし、馬場状態は良いとはいえ、アイちゃんが作り出したレコードのような馬場ではない。
この馬はスタミナ型のタイプではあるものの、タフなレースに強い血統構成なだけに、馬場を生かして前目から粘りこむようなレースができれば、十分やれると思う。
アリストテレスはすっかり今年に入って終わった馬になっているような感じ。
それが、前走の京都大賞典2着で微妙に再評価されてるのか知らないけど、それなりに人気。
ただ、今年の京都大賞典は正直低レベルだし、そのレースの2着自体は大した評価してない。
ただ、この馬を評価しているのは、父がエピファネイアっていう点と、母方にトニービンが入っていること。
いかにもジャパンカップで好走しそうな血統構成で、サドラーズウェルズの4×4ながら、母父ディープインパクトということで、ある程度のスピードも兼ね備えてる。
だから去年の菊花賞で2着に来れたのだろうけど、この馬も混戦になれば十分やれる。
横山武史騎手というのもアツい。
ここまでが本線。
あとの2頭は押さえ。
シャドウディーヴァは、今は2000mまでの馬な気がする。
ただ、前走で本格化したような気がするし、なにより得意の東京競馬場。
何より、父ハーツクライというのは、母アイリッシュダンスの父にトニービン。
また、牝馬が強いこのレースということで、フランスから参戦のグランドグローリーは、良馬場での勝利が未勝利戦だけで、あとはいずれも稍重以降だから、枠的に魅力ではあるが、今の東京競馬場の馬場には合わないと思う。
ユーバーレーベンは、エリザベス女王杯なら買ったかもしれないが、オークス勝利で東京2400m実績があり、53㎏で挑めるとはいえ、もう少し時計がかかる馬場の方が良いタイプ。
枠も外だし、秋華賞をたたいた上積みがあるとはいえ、少し物足りないと思う。
となると、シャドウディーヴァかなと。
あとは鞍上次第。
ポツンならその時点で終了です。
サンレイポケットは、正直調教は物足りない。
併せた相手が、短距離馬のパーティナシティだったとはいえ、G1に挑むなら、このくらいの相手にはスムーズに先着してほしいくらいだったが、併入するのがやっとというところ。
おそらく前走がメイチ、それよりはピークアウト、または、ちょい落ちかもしれない。
では、何でこの馬も押さえるのか?
ただ、それだけ。
もちろん、来ても3着までだと思うし、それほど期待はしてないが、馬券のスパイスとなればいいなと。
あとの、比較的人気なところのけしポイントは以下のとおり。
ブルームは、状態は良いし、鞍上R.ムーア騎手というのも良い。
ただ、臨戦過程はかなりきつく、2000年以前のジャパンカップならまだしも、2021年のジャパンカップではどうだろうか。
そもそも、キーファーズの松島オーナーが噛んでいるから参戦実現したようなもので、また、香港にも登録している。
ここは顔見世なんじゃないかと。
キセキは明らかに状態は良いと思う。
とはいえ、京都大賞典は評価していないし、さすがに年齢が行き過ぎてる。
トニービン持ちで、枠も良いが、わりと人気にもなっているし、ここまでは手を回したくない。
来たら素直に拍手だね。
ジャパンは大外の時点で用なし。
ここ使った後はドイツで種牡馬入りということで、これこそ顔見世だろう。
あと、何気に気になっているのは、ムイトオブリガード
1枠1番っていうのと、調教が良かったこと。
あとは、なんか今年の秋のG1って、「イト」が馬名の馬が良く来ているらしい。
そのオカルトに乗って、複勝100円。
長くなったが、ジャパンカップはこんなところ。
この後に京阪杯続けるのは気が引けるが、分けても閲覧数増えるブログではないし、このまま続ける。
阪神12R
◎シヴァージ
○レイハリア
▲サヴォワールエメ
ブログには挙げていないとはいえ、去年はフィアーノロマーノ本命で、ワイド2点当てたレース。
ジョーアラビカ突っ込んできたとは吠えたっけなぁ。
基本的に狙っているのは差し馬。
それで、前走先行したシヴァージから入るのは気が引けるが、前走は好発が決まったのもあると思うし、馬場的に前有利だったことも読んでの騎乗だったように思える。
ただ、元々は差し馬だし、前走はメイチだったのかもしれないが、上がり上位の脚を使えて、荒れた馬場もこなせるということで、シヴァージ本命。
対抗レイハリア。
まぁ、こんな毎年荒れているレースで1、2番人気から入るのは馬鹿だとは思う。
ただ、ロードカナロア産駒は、過去10年の秋開催の阪神に絞っても、阪神全開催を過去5年で見ても、阪神1200mの中では一番勝利している種牡馬ということで、得意条件である。
ちなみに、ファストフォースもロードカナロア産駒だが、乗り替わりはマイナス。
それなりに人気だし、資金があれば押さえるが、消極的なところ。
話は戻って、4連勝中の勢いは見逃せないところだし、重賞勝ち馬にもかかわらず、53㎏で挑めるのも大きい。
前走は前が入れ替わる展開で、2、3着も差し馬だった中で、終始2、3番手から抜け出して勝利したというのは、今回にも生きてくるはず。
なので、素直にこの馬も評価して、ほぼ本命みたいなもんだけど、印的には対抗。
サヴォワールエメは、これも阪神1200m強いダイワメジャー産駒。
ちなみに、ダイワメジャー産駒は、他にはラヴィングアンサー、アストラエンブレムがいるので、穴狙いの方は一考を。
話は戻して、サヴォワールエメは連勝で挑んでくる。
前走は同コースでの勝利で、もちろん51㎏という軽い斤量も味方したのだが、力のいる馬場は問題ないタイプ。
去年も前走勝利していたジョーアラビカが突っ込んできた。
こういうタイプは注意したいところ。
あれ、この馬先行馬じゃん。
まぁ気にしない気にしない。
アイラブテーラーは上がりが使えるタイプ。
あの全くレースをしなかった高松宮記念以降、馬券に絡めていないが、前走も上がりだけは使えているし、あの大敗以降も上がりは使って追い込んできている。
今の差しも利く馬場であれば、一気に突っ込んでくるパターンもあり得ると思う。
そもそも、勢いがあった時期とはいえ、2年前の2着馬。
場所は阪神にうつるが、中京じゃなければいいでしょ。
シゲルピンクルビーは差し馬で、軽い斤量の3歳牝馬ということでチョイス。
とはいえ、この馬は上がり最速を使ったことがないし、足りないと思う。
そういう意味では、ミッキーブリランテも同様。
つまり、アイラブテーラーまでが本線。
ミッキーブリランテは阪神成績が比較的良いから、というのあるから押さえる。
とはいえ、何が来てもおかしくないレース。
手広く狙うか、あえて絞って、購入資金も少なめに行った方が良いと思う。
タイセイビジョンあたりも、いい加減来そうだけど、印の中に組み込むほどではないと思っている。
こんなところだろうか。
やれやれもうすぐ4000文字か、だれも見てないブログをよく書いてると思うわ。
自分で自分をほめたいな。
では、日曜競馬も楽しみましょう。
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追記(11/28 11:50)
他のレースの軸馬予想
東京
6R
◎コーンフィールド
○ブレーヴトライ
▲ダイナストーン
ここは2枠から穴狙い。
内枠から比較的前に行ける2頭から。
勝ち時計は持っていないが、コーンフィールドのコース相性、ブレーヴトライの前走浦和経験からの成長に期待。
▲はC.ルメール騎手。ジャパンカップ週は毎年C.ルメール騎手。
7R
◎リアグラシア
▲ラコンタール
リアアメリアの妹、リアグラシア本命。
前走は確かに残念ではあったが、勝ったのはのちにファンタジーステークスを勝利するウォーターナビレラで、前残りの決着だった中で、さして4着。
着差はあったが、悪くはなかった。
牡馬混合だが、得意の左回りで前進期待。
あと、この馬も鞍上C.ルメール騎手。
相手には内枠2頭、東京競艇場ねらい。
10R アプローズ賞
◎アラゴナイト
ここも少し穴狙い。
土曜段階では比較的ミスプロ系が良かったった東京ダート。
この馬は2連勝中と勢いがあるし、その勢いに乗るっていうところ。
人気にはならないタイプだと思うし、ここは来てくれるとおいしい。
8R
◎クインズメリッサ
ダート1400mということで、アメリカ寄りの血統狙い。
父パイロ、母父アフリートアレックスという、いかにもアメリカ血統で、宮本博厩舎は1番のワキノクイーンと2頭だしだが、素直に人気の方から。
休み明け緒戦から走る血統だし、自己条件に戻れば十分やれると思う。
オーヴァーネクサスが人気になるだろうが、相手はプリサイスエンド産駒のヴァクストゥームと、アイルハヴアナザー産駒のメイショウオーギシの2頭で。
9R 白菊賞
◎シンシアウィッシュ
人気なのは仕方ないが、そこまで抜けた人気にはなっていない。
小柄だが、キズナ×ガリレオという血統で、東京よりは、今の阪神のほうが向いていると思う。
未勝利勝ちも新潟とはいえ、稍重。
タフな阪神芝で2勝目を挙げたい。