三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

5/17ヴィクトリアマイル

昨日は東京は一日中雨。
その中で行われた京王杯スプリングカップは勝ちタイム1.19.8は、去年のレコードからコンマ4差。
レース的にも先週のNHKマイルカップのような、ダノンスマッシュの勝ち方だっただけに、昨日の段階では馬場も良かったのだろう。

そもそも、今朝の時点で府中の馬場状態が芝ダートともに稍重って何?
府中そんなに降ってなかったの?
こちとら一日中水を滴らせるくらいに水を纏っていたのに。

そして、既にこの時間で暑いし、晴れている。
芝は間違いなく良馬場に変わるでしょうな。

ということでヴィクトリアマイル
基本的に気持ちは高知競馬にしか最近は向いていなかったが、このレースはやらざるを得ないよね。
普通のメンバーならやらないよ。

なぜなら、尊師教(よく逆らってやられているが)の私は、馬にも好きなのがいるから。

ということで…


東京11R
ヴィクトリアマイル


◎アーモンドアイ
○ビーチサンバ
セラピア
△プリモシーン、スカーレットカラー、ラヴズオンリーユー


はい、アイちゃん出走。
引退するまで本命視するので、これをしたかっただけ。
ありがとうございました。



そういうわけにもいかなくて、もちろんアイちゃん本命に変わりはないのだが、天皇賞秋の時が自信度100、有馬記念の時が30とすると、今回は75くらい。

まずもって、あのウオッカブエナビスタでさえ敗れたこのヴィクトリアマイルという舞台。
ウオッカは2年連続出走して、2年目のレースはご存知の通り、7馬身差という破壊的強さを見せつけたが、牝馬のレースはどうしても紛れが起こりやすく、上記のような名牝でさえ、足元をすくわれたので、そういう意味でも少し不安。

アイちゃんもそうだが、名牝の域に達した馬は、牡馬混合G1の方が、レースの質的にも合っているような気がする。

そして、アイちゃんに降りかかるここ最近の負の連鎖。
香港は熱発で回避し、有馬記念は距離が長かったこともあり、惨敗。
ドバイはカラ輸送となり、今回は追切2本。
どうやら脚元にも不安があるようで、馬自身、心身ともに満足の状態とは言い難い気がする。

アイちゃん自身、常に一生懸命走る馬ではあるので、今回も走ってくれるだろうが、とはいっても差しきれない可能性は否定できない。

そして、レースの質も怖い。

どうやら土曜のレースを見る限り、先行馬有利なのだが、展開的にはトロワゼトワルがいる以上、テンが速いレースになりそう。
最近のアイちゃんは1800〜2000mが得意距離であろうし、安田記念に関しても、スタート後の不利は置いといて、レース的にはテンの3Fが34.5。こういうレースで最後後方から差してきたレースだった。

もし、速い馬場になるならば、トロワゼトワルが33秒台で入る可能性も無くはないし、そうなるとさすがに先行はできないだろう。
安田記念みたく後ろから、というのはある。
ただ、先行有利馬場なら?

意外と怖い要素が多い。
というか、速いレースを使ったあとのレースも、かかりそうでどうなんだろう、このローテも不安がある。

しかし本命なのは、アイちゃん信者だからというか、府中で無様な姿は見たくないから。
安田記念のような不利がなければなんとかなると思っている。


今回もめちゃくちゃアイちゃんで文を書いてしまったが、わりと対抗以下に気があることも確か。

ビーチサンバの枠はいいし、クロフネ産駒はそもそも東京マイルは相性いいのだが、このレースに対しても相性がいいし、去年の勝ち馬ノームコアも、母父クロフネ
相性のいい阪神牝馬ステークス組の上位馬だし、近走微妙な成績ではあるけど、一発は秘めている。

そもそも、先週もそうだったが、人気がそんなになく、プレッシャーがあまりないときのいっくんは、あるよ。牝馬だし。

セラピアはまず人気はないだろう。

前走勝ったとはいえ、条件戦。
ただ、デビューが遅れて、デビュー2戦目でフローラステークスに出て、一番人気を裏切ってオークスは出られず、軌道には乗れていなかったが、もともと期待されていた馬。

フローラステークス自体も距離が長かったこともあったが、1400やマイルに適性がある馬で、そんな中、前走1800mのレースはお見事だった。

引っかかり癖がある馬なので、ペースが速くなるならぶっこんできても不思議ではない。

プリモシーンは東京新聞杯を勝ったように、とにかくマイルが得意。
去年のヴィクトリアマイルも2着だったし、リピーター好走しやすいレースでもある。
ましてや、昨年の勝ち馬ではなく、プリモシーンを選んだダミアン・レーン騎手。
色気があるのだろう。

有力なのはここまで。

スカーレットカラーはもう少し距離があった方がいいと思うが、府中は得意そうなので。
ラヴズオンリーユーも正直マイルは微妙だと思うが、内枠を引いたし、脚元、体質が弱い馬なので、出たとこ勝負という感じだろう。
ならば、押さえるか、といった感じ。

ノームコア、サウンドキアラは外枠を嫌った。

ノームコアは前走明らかに叩きだったんだろうけど、それにしても宮記念選んだのは、なぁ。

サウンドキアラなんかは目下絶好調だけど、阪神牝馬ステークス勝ち馬って、あまり良くないのよね。
G2、G3コレクターになりそうな気がする。
あれ、そんな馬いたような…。
芦毛で長いこと走ってた馬がいたような…。