三振前のバカ当たり

競馬のブログです。中央地方(主に南関重賞をメイン)海外問わず予想していきます。◎はとりあえず馬券圏内ならという消極的考えの元、それぞれ予想の根拠をつらつら書きながら楽しみたい、そんな感じのブログです。

12/22中山大障害、阪神カップ、他中央競馬

有馬記念の枠順抽選も終わり、いよいよ年末最後の大一番のムードが世間にも広まってきました。

私としては、今回の枠順抽選は、買いたい馬がまずまずいい場所を引いたことと、厄介な馬が内枠に入ったなというのがあります。まぁ、こういう気持ちは毎年の有馬記念で思うところでしょうか。

 

さて、有馬記念の前日は、毎年恒例の障害G1、中山大障害があります。そして、高額G2阪神カップもあります。

もちろん、今日のブログはそこの予想を中心に記載していきます。

 

しかし、自分で作ったルールにしろ、やはりこういう文体で書くのは、思ったことが書けなくなるような感じで嫌ですね。年が変われば、書きたいことを書くブログにします。初めて見てくれる方にはいいかもしれないですけど、書きにくい。

 

 

 

中山10R

中山大障害

 

◎ルペールノエル(4番人気7着)

アップトゥデイト(1番人気落馬競走中止)

▲タイセイドリーム(5番人気2着)

△ミヤジタイガ(2番人気5着)、ニホンピロバロン(3番人気1着)、マイネルプロンプト(6番人気3着)

 

 

なにより、今までの王者が日曜日のメインのほうに行ってしまったので、実績でいえばアップトゥデイトになるのでしょう。飛越の馬さや、逃げたときの強さはすでに証明されているものです。

しかし、今年の小倉サマージャンプでは出遅れて2番手追走も、ヨカグラを交わせずに2着、前走阪神ジャンプステークスは、勝つには勝ったもののコンマ1差と、今回は得意の大障害コースとはいえ、この馬に対して付け入るスキはあるのではないかとも思います。

 

それを考えたときに、一度も大障害コースでアップトゥデイトに先着したことはないですが、崩れることはないルペールノエルにそろそろ逆転を期待したいなと思い、今回も高田潤Jだし、ということで、本命に据えました。前走は、最終障害で落馬したタマモプラネットをよける不利がありました。それがあって、馬券圏内に絡むことは言えませんでしたが、このレースに出走するのは既定路線で、合わせてきたといえます。

久しぶりに高田潤JのG1でのガッツポーズが見たいです。

 

タイセイドリームは一発がありそうなタイプです。新潟ジャンプステークスを2勝していて、平地を走っていた時から左回りに良績があった馬ですが、昨年の中山グランドジャンプで4着にあるように、中山の障害コースは問題ないと思います。あとは、少し不器用な面があるために、最後の直線に入るところなどをうまく回れればというところでしょう。

 

ミヤジタイガはキズナが勝ったダービーに出ていた馬で、その馬が障害G1で人気の一頭になるんですから、なんかいいですねぇ。前走で中山コースが問題ないことがわかりましたし、あとは大障害コースですが、障害飛越もだいぶうまくなったので、何とかなると思います。今回は西谷Jに乗り替わりますが、西谷Jはこのコース勝利経験もありますし、問題はないでしょう。

 

ニホンピロバロンはコース適性は問題ないですが、前走が今年春の中山グランドジャンプで、故障長期休養明けとなります。厩舎のほうでも気にしているようですが、息が持つかどうかというところに限るでしょう。

 

マイネルプロンプトは堅実派で、障害飛越もうまいです。この馬は前残りをを期待して押さえます。

 

ちなみに、毎年そうなんですが、中山大障害は中山競馬第10競走ですのでお間違いなく。

 

 

 

 

阪神11R

阪神カップ

 

◎ムーンクエイク(4番人気14着)

シュウジ(8番人気12着)

▲サトノアレス(5番人気15着)

△ラインスピリット(9番人気10着)、ケイアイノーテック(3番人気6着)、スターオブペルシャ(12番人気3着)、ヒルノデイバロー(16番人気16着)

 

 

阪神カップは毎年、とても難しいのですが、阪神1400でよさそうな馬、過去にこのレースで活躍した馬は重視していきたいですね。

 

1400mレースならば、今年の京王杯スプリングカップを制し、なんといっても鞍上がルメールJで天栄仕上げのムーンクエイクでいいのではないかと思います。追い込み馬なので、どうしても展開に左右されがちですが、血統的にもアドマイヤムーンは短距離で坂のあるコースやパワーのあるコースは向きますし、コース的にも問題ないのかなと思います。折り合いが難しいので、そこがカギにはなりますが。

 

対抗は、最近、全くといっていいほど精彩を欠いているシュウジにしたいと思います。阪神カップはリピーターレースであって、以前、好走した馬が活躍する傾向にあります。シュウジは2年前の覇者であります。近走はオープンでも3着に来るのがやっとですが、距離を1400に延長し、得意の阪神芝1400に替わって、鞍上も2~3歳夏まで主戦だった岩田Jに戻ってどうなるかというところです。

 

サトノアレスは安田記念からの休み明けになります。体調が整わず、復帰がここまでずれ込んだ経緯があります。朝日杯の勝ち馬で、今年も重賞戦線で安定して走っていました。この馬はスタートがカギで、出遅れると、脚は使うもの、厳しい展開になるでしょう。中団後方くらいでレースを進めることができれば、一気に差し切りも期待できるでしょう。

 

ラインスピリットはスプリンターズステークスで人気薄ながら、3着。直線、ばてた逃げ馬に進路をふさがれた形になり、なかなか進路があかず、最後いい脚で伸びてきただけに、悔しい3着となったでしょう。

この馬は1000mで良績があった馬ですが、今年は少々頭打ちな感じがありました。それが前走でガラリ一変でした。この辺はユタカマジックもあったのでしょう。今回は内枠とはいきませんでしたが、スウェプトオーヴァーボード産駒ですし、1400くらいなら何とかなりそうな印象です。

 

ケイアイノーテックは今回距離短縮になります。母ケイアイガーベラはダート1200~1400で活躍した馬で、1400という距離が父母がちがちの芝血統より、ダート血統のようなパワーを備えていたほうが活躍しやすいので、今回の1400への距離短縮はいいかもしれません。

 

スターオブペルシャは、今回藤沢和雄厩舎3頭出しの1頭で、他の二頭は上位評価した、ムーンクエイクとサトノアレスになります。1400で良績を挙げてるのはもちろんですし、ダイワメジャー産駒なので、力のいる阪神芝1400mも向くでしょう。鞍上も最近、関西圏で乗ることが度々みられる(主に自厩舎藤沢和雄厩舎の馬のためですが)杉原Jで、一矢報いてほしいものです。

 

ヒルノデイバローは、まぁロマン枠といえばそうなのですが、この馬も阪神芝1400mは得意なクチで、冬に好走するマンハッタンカフェ産駒なので、注意が必要な一頭だと思います。

 

 

 

他の中央

中山

3R

ハヤブサヴィーナス(9番人気14着)

 

中山芝1200m得意のアドマイヤムーン産駒なら、マーフィーJ騎乗のクノイチのほうが人気になるだろうが、前走は2着とは言え、芝1200mの短距離レースで勝ち馬に1.6秒差も付けられるんだから、この2着はあまり評価できないです。それならば、その馬より内側にいるアドマイヤムーン産駒、ハヤブサヴィーナスが面白いのではないかと思います。今回は休み明けということと、5着ばかりなので人気はないでしょうが、中山替わりで前進に期待したいです。中山得意の田辺Jというのもいいですね。

 

6R 

◎トーアシオン(5番人気1着!!)

 

私がこの名前の馬を取り上げると、高校の時のクラスメートからいろいろチャチャを言われかねないのですが…。

それはいいとして、プリサイスエンド×ゴールドアリュールなので、ダート戦、特に短距離ダートはいいのではないでしょうか。内枠2頭の人気馬はどちらもいい馬ですが、中山ダート1200mは外枠のほうが有利なので、食い込む余地はあるでしょう。

 

 

8R

◎シスル(3番人気2着)

 

3走前に同コースで2着がありますし、ノボジャック産駒自体がこのコース得意ですからね。

 

それより、このレースは地方交流か何かなのでしょうか。

 

11R グレイトフルS

◎ゴールドフラッグ(2番人気9着)

 

これはもう期待を込めての意味合いが強いです。2012年の有馬記念勝ち馬で、稀代の癖馬ゴールドシップの全弟ですから、それに内田騎手×須貝厩舎で今浪厩務員ということで、チームゴールドシップです。それが有馬記念ウィークで有馬記念と同じコースに出てくるなら、応援したいですね。

 

 

阪神

3R

◎ミッキーバディーラ(1番人気3着)

 

まぁ、もう勝てるでしょう。

 

4R

◎エクレアスピード(1番人気2着)

 

まぁ、もう勝てるでしょう(2回目)

 

7R

☆サダムラピュタ(10番人気7着)、マナローラ(7番人気2着!)

 

阪神芝2600mは外枠の差し馬が有利といわれています。あまり施行することのない条件ではありますが、近年、一開催に1、2度くらいのペースで使われるコースなので、あまりサンプルはない中でのデータになります。

穴として挙げた2頭はどちらも7枠の差し馬で、サダムラピュタは冬のマンハッタンカフェ産駒で、2走前は阪神芝2400mで5着。さらなる距離延長となりますが、一発はあり得るのではないかと思います。

 

もう一頭のマナローラは、ハーツクライ産駒の距離延長となります。4走前にこのコースを走って8着でしたが、その時は16頭立てで最内枠で、追い込み馬のこの馬には最悪でした。それに加えて重馬場では、この馬は生きないでしょう。

今回はその4走前とは違い、外枠を引くことができました。天気もさすがに大馬場まではなることはないと思いますし、この馬も面白いと思います。

 

9R 江坂特別

◎スーパーフェザー(出走取り消し)

 

なかなか勝ち切れないタイプなので、最初の2頭のように、まぁ、勝てるでしょうとは言い切れないですが、青葉賞1番人気に支持されたくらいなので、実力はあります。コース実績もありますし、NFしがらきでじっくり調整されてきたので、今回も馬券圏内は堅いのではないでしょうか。

 

 

 

阪神のほうが土曜は堅いかもしれませんね。